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軽減税率を反映できるECサイト構築ソフト、システムインテグレータが新版

2019年3月5日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

システムインテグレータは2019年3月4日、EC(電子商取引)サイトを構築するためのパッケージソフトの新版「SI Web Shopping V12.6」を発表、同日提供を開始した。新版では、2019年10月1日に実施する消費税率の引き上げと軽減税率制度に標準で対応した。

 SI Web Shoppingは、大規模なEC(電子商取引)サイトを構築できるパッケージソフトである(画面1)。Apache Tomcatを動作させたJavaアプリケーションサーバー上で動作する。データベース環境として、Oracle DatabaseまたはPostgreSQLを利用する。PostgreSQL互換のクラウド型DBMSであるAmazon Auroraも利用できる。

画面1:SI Web Shoppingのスマートフォン画面(出典:システムインテグレータ)画面1:SI Web Shoppingのスマートフォン画面(出典:システムインテグレータ)
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 今回の新版では、2019年10月1日から実施する消費税率の引き上げと軽減税率制度に標準で対応した。具体的には、(1)商品ごとに消費税率を設定できる機能、(2)商品ごとに軽減税率対象商品かどうかを表示する機能、(3)カート画面において税率ごとの小計金額を表示する機能、を追加した。

 なお、消費税軽減税率制度とは、2019年10月1日の消費税率引上げにともない、「酒類・外食を除く飲食料品」と「定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞」を対象に、消費税を軽減する制度である。ECサイトでは、主に「酒類・外食を除く食料品」を取り扱うサイトを中心に、対応が求められている。

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システムインテグレータ / EC / Aurora / PostgreSQL

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