アルプス システム インテグレーション(ALSI)は2019年5月7日、クラウド型で提供するWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」(ISGC)を強化すると発表した。スマートデバイス用のエージェントソフト「InterSafe GatewayConnection Webフィルタリングサービス Agent」(ISGC Agent)の稼働環境を拡大し、従来のiOSとAndroidに加えてWindowsを追加した。これにより、Windowsの持ち出し端末においてもURLフィルタリング機能を利用できるようにした。
アルプス システム インテグレーション(ALSI)の「InterSafe GatewayConnection(ISGC)」は、クラウド型Webゲートウェイサービスである。インターネットへのWebアクセスを中継・仲介するWebプロキシサーバーとして機能する(関連記事:出口対策のクラウド型Webゲートウェイを強化しウイルス侵入対策を追加―ALSI)。
ISGCでは、基本機能として、危険なWebサイトへの接続をブロックするURLフィルタリング機能と、標的型攻撃の司令塔(C&C)サーバーなど危険なサーバーへの通信をブロックする機能を提供する。さらにオプションで、ウイルス対策機能(トレンドマイクロ製)を提供する。
周辺サービスとして、iPhone/iPadやAndroid端末などのスマートデバイスにおいてURLフィルタリング機能を利用できるようにするソフト(ISGC Agent)を提供している(図1)。アクセスしようとしているURLが危険かどうかをインターネットを介してISGCに問い合わせ、危険なURLだった場合はISGC Agent自身がスマートデバイスのローカル環境でWebアクセスをブロックする仕組み。これにより、標準WebブラウザやアプリケーションによるWebアクセスを制御できる。
図1:「InterSafe GatewayConnection Webフィルタリングサービス Agent」の概要(出典:アルプスシステムインテグレーション)拡大画像表示
今回、ISGC Agentの稼働環境を拡大した。従来のiOS(iPhone/iPad)とAndroidに加えて、Windowsを追加した。これにより、プロキシサーバーのISGCを利用する社内のクライアントPCや、iOS/Androidと同様に、Windowsの持ち出し端末においてもURLフィルタリング機能を利用できるようになった。
ALSI / URLフィルタリング / InterSafe
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