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[市場動向]

アシスト、NSSOLと協業し、BI/AI導入予定の企業にデータ整備ソフト「Paxata」を提案

2019年5月20日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アシストは2019年5月17日、日鉄ソリューションズとBI/AI分野で協業すると発表した。アシストは、日鉄ソリューションズがユーザー企業に提供するデータ分析サービスに、分析用のデータを整備するデータプレパレーションソフト「Paxata」(パクサタ)を積極的に提案していく。

 アシストは、データ分析の前処理に使うツールとして、データを実際に使える状態へと加工・変換するデータプレパレーションソフトウェア「Paxata」(開発元:米パクサタ)を提供している。

 Hadoop/Sparkをベース技術としたソフトであり、企業内外にある生データを収集して加工・変換し、分析できる状態へと整える。データの結合や名寄せ、クレンジング、欠損値の補正、大容量データの加工、などができる。

 Paxataの特徴の1つは、分析用のデータを、業務ユーザーみずからノンプログラミングで用意できること。利用したいデータを表形式で表示しながら、マウス操作で作業していける。データの加工を支援する仕掛けとして、機械学習を採用している。表記ゆれの統一など、データ加工の推奨パターンを提示してくれる。

 一方、日鉄ソリューションズは、データ分析のための製品・サービスをユーザー企業に提供しているSIベンダーである。機械学習を用いた予測モデルの作成を自動化するソフトウェア「DataRobot」の販売や、DataRobotの導入サービス、BI/DWHシステムの構築サービス、データ分析のコンサルティングサービスなどを提供している。

 商材の1つ、DataRobotは、学習データ(教師データ)さえ用意すれば、データサイエンティストでなくても、簡単に機械学習を用いて予測モデルを作成できるソフトウェアである。複数のアルゴリズムを使ってモデルを生成し、より精度の高いモデルを自動で採用してくれる。

 日鉄ソリューションズでは、ユーザー企業のデータ分析の現場を見てきた経験から、データ活用のために必要なデータを準備するプロセスがデータ分析のボトルネックになっているケースが多い、と見ている。ユーザー企業がデータをよりよく分析するために、データを整備するデータプレパレーションソフトが有益だとしている。

 アシストは、日鉄ソリューションズのパートナーシップの下、BI/AI導入予定の企業に対して、Paxataを積極的に提案する。特に、PaxataとDataRobotを組み合わせることで、DataRobotに学習させるためのデータを迅速に準備し、短時間でより多くの予測分析テーマを検証できるとしている。

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アシスト、NSSOLと協業し、BI/AI導入予定の企業にデータ整備ソフト「Paxata」を提案アシストは2019年5月17日、日鉄ソリューションズとBI/AI分野で協業すると発表した。アシストは、日鉄ソリューションズがユーザー企業に提供するデータ分析サービスに、分析用のデータを整備するデータプレパレーションソフト「Paxata」(パクサタ)を積極的に提案していく。

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