キャパは2019年5月24日、CAD(コンピュータによるデザイン)による作図を自動化できるRPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェア「Cadropper」を発表、同日提供を開始した。一般のRPAソフトでは自動化が難しいCADソフトも自動化できるとしている。
Cadropperは、CADソフトの操作を自動化できるRPAソフトである。CADによる作図を自動化できる(画面1)。Ruby、C#、PHP、javaのいずれかのプログラミング言語を用いてロボットを作成する。コムスクエアが提供するシステム監視用のRPAソフト「パトロールロボコン」をベースにしている。パトロールロボコンにCADソフトの自動操作を実現するための最適化を施した。
画面1:AutoCADの作図(製造業部品)をRPAで自動化した画面(出典:キャパ)拡大画像表示
Cadropperを使うことで、一般的なRPAと同様に、定型業務を自動化できる。大量のデータ入力・出力や、繰り返しの多い作業を自動化できる。また、作業をロボットが行うことにより、人的ミスを減らして品質を向上させられる。
ベースとなるパトロールロボコンは、IT運用業務を自動化するために開発した、開発型(API型)の国産RPAソフトである。複数の運用管理ソフトを横断したオペレーションや、 ネットワーク越しのリモートデスクトップ操作、 状況に応じた複雑な条件分岐など、 IT運用業務の自動化に必要な要件を柔軟に満たせる点が強みとしている。
料金はサブスクリプション方式で、3カ月、6カ月、12カ月の3パターンがある。金額は要問い合わせ。
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