TISインテックグループのマイクロメイツは2019年6月17日、「Windows10 Office移行支援サービス」の対象に、Microsoft Officeの現行バージョンであるOffice 2019を追加すると発表した。クイックリファレンスやFAQ、研修トレーニング、特設ヘルプデスクの4サービスを通じて、顧客企業のOffice 2019への移行を支援する。
マイクロメイツのWindows10 Office移行支援サービスは、WindowsおよびOfficeの新バージョン導入を検討している企業に向けて、円滑な移行と定着化を支援するサービスである(画面1)。(1)クイックリファレンス、(2)FAQ、(3)研修トレーニング、(4)特設ヘルプデスク、の4つのサービスを自由に組み合わせて利用できる。
今回、移行先となるMicrosoft Officeのバージョンとして、2018年9月にリリースされた現行版のOffice 2019を追加した。これにより、Office 2019への移行を検討している企業にとって、利用しやすいサービスになった。Office 2019は、Windows 10の導入を検討する企業にとって、Office 2016やOffice 365 ProPlusに続く新たな選択肢となっている。
提供するサービスのうち、(1)のクイックリファレンスは、操作のポイントを簡潔にまとめた資料である。前バージョンとの違いや、新たに追加された機能など、必要最低限の情報を簡潔にまとめている。資料を読み込む負担がなく、直観的に理解できるとしている。
(2)のFAQは、よくある問い合わせに、ユーザー目線で回答した資料である。ユーザーの自己解決を促すことで、情報システム部門への問い合わせを削減する効果がある。基本機能の解説だけでなく、一歩進んだ使い方として、Excelで素早く集計する方法や、Wordで見やすい文章を作成する方法など、利活用に主軸をおいた内容も用意している。
(3)の研修トレーニングは、前バージョンとの違いや、新たに追加された機能にポイントを絞ったカリキュラムを採用した。デモンストレーション形式(座学講義)と、ハンズオン形式(実機を操作しながらの講義)の、いずれにも対応する。
(4)の特設ヘルプデスクは、導入前後の一時的な問い合わせ増に対応するサービスである。WindowsとOfficeに習熟したスタッフが対応する。ユーザーの不安感を軽減し、多忙な情報システム部門を支援するとしている。