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IIJグローバル、海外進出企業のITガバナンス強化を支援

2019年7月9日(火)IT Leaders編集部

IIJグローバルソリューションズは2019年7月8日、海外進出企業のグローバルITガバナンスにまつわる一連の取り組みを支援するサービス「グローバル共通プラットフォーム」を発表した。ユーザーの課題に応じて、セキュリティやネットワークサービスの導入から運用までを包括的に支援する。さらに、同基盤で提供するサービスの1つとして、海外拠点のクラウドサービスの利用状況を可視化してリスク判定する「Global Cloud Security (MVISION Cloud)」を発表した。価格は個別見積りとなっている。

 IIJグローバルソリューションズの「グローバル共通プラットフォーム」は、各種セキュリティサービスやソリューションを統合的に提供するサービスである。国内本社が主導して海外拠点のITガバナンスを確立・維持するために、「利用状況の可視化」「セキュリティポリシーの管理」「脅威防御」のサイクルを効率よく実施できるように支援する。

図1:Global Cloud Security (MVISION Cloud)の概要(出典:IIJグローバルソリューションズ)図1:Global Cloud Security (MVISION Cloud)の概要(出典:IIJグローバルソリューションズ)
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 グローバル共通プラットフォームで提供するサービスの1つが、CASBサービスの「Global Cloud Security」(MVISION Cloud)である。海外拠点におけるクラウドサービスの利用状況を把握することで、シャドーITが偏在するリスクを抑制する(図1)。

 MVISION Cloudでは、利用者単位で、クラウドサービスの利用状況を可視化する。取得したログ情報を基に、リスクを分析し、セキュリティポリシーを適用する。

 すでに提供しているWebセキュリティサービス「Global Web Security Zscaler ZIA」と組み合わせることで、クラウドサービスのリスク分析を行える。これにより、リスクの高いクラウドサービスへのアクセスを制御できる。

 ファイアウォールやプロキシーサーバーのログを取り込んで可視化する。このため、既存のネットワークやエンドユーザー環境に影響を与えずに利用できる。デバイス側にエージェントソフトをインストールする必要がない。

 2万9000以上のクラウドサービスに関する識別情報を持ち、50項目の判断基準でセキュリティの脅威度を評価する。国内では認知されていない海外のクラウドサービスの評価情報を活用することで、安全性を確認することができる。リスク対策時の調査に役立てることも可能である。

 IIJグローバルソリューションズでは、ユーザーのニーズに応じて、海外拠点の実地調査や導入作業などアウトソーシングサービスにも対応する。複合的にITマネジメントの効率化と利便性向上を支援する。

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