パブリッククラウドの運用サービス「cloudpack(クラウドパック)」などを提供するアイレットは2019年7月16日、cloudpackにおいてGCP(Google Cloud Platform)の運用サービスを開始すると発表した。これまで提供してきたAWS(Amazon Web Services)の運用サービスにGCPを追加した形である。
アイレットが運営する「cloudpack」は、パブリッククラウドの運用サービスである。これまではAWSに特化したサービスとして、AWSの運用サービスや請求代行サービス、システム構築サービスを提供してきた。2013年にAWSからプレミアコンサルティングパートナーの認定を受けており、2018年8月末時点で1200社2500プロジェクトを超える実績がある。
今回、AWS以外の選択肢としてGCPを追加した。まずは、GCPの構築サービスの提供を開始する。その後に順次、GCPの請求代行サービスや運用保守サービスの提供を開始する。サービス提供の背景について同社は、近年になってGCPの導入支援の相談件数が増えていることを挙げる。同社は「個々のクラウドサービスの得意領域に合わせた選択が主流になってくる」と見ている。
なお、GCP関連サービスの開始にあたってアイレットは、Google Cloudパートナープログラムにおいてプレミアサービスパートナーの認定を取得している。