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日商エレ、パブリッククラウド費用を遊休リソースを活用して下げる「Spotinst」を販売

2019年8月27日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日商エレクトロニクスは2019年8月27日、パブリッククラウドの遊休リソースを上手に利用することでクラウド利用コストを削減するサービス「Spotinst」(米Spotinstが提供)の取り扱いを同日付けで開始すると発表した。

 クラウドサービス事業者は、使われていない遊休リソースを安価で提供するサービスを提供している。AWS(Amazon Web Services)の「スポットインスタンス」、GCP(Google Cloud Platform)の「プリエンプティブVM」、Azureの「ロウプライオリティVM」などである。

 これらのインスタンスは、安価に利用できる代わりに、入札額を販売価格が上回ると利用が停止になる、といった特徴がある。このため、安定した稼働が求められる用途で使う場合は、インスタンスの利用が停止になる前に別のインスタンスに処理を移行するといった対策が必要になる。

 Spotinstは、クラウド事業者がスポット形式で提供するクラウドサービスを、低価格かつ安定的に利用できるようにするサービスである。スポットサービス型のインスタンスについて価格の変動や利用の可能性を分析し、使用中のインスタンスが利用停止となる前に別のインスタンスに自動で入札し、利用を中断することなく環境を移行する。

 Dockerコンテナの運用基盤ソフトであるKubernetes(k8s)環境に対してスポットサービス型のインスタンスを活用するための機能も備えている。これにより、k8sの運用負荷がコストを削減できるとしている。

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