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ALSI、情報漏洩対策ソフト「InterSafe ILP」のクラウド版を提供開始

2019年9月2日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アルプス システム インテグレーション(ALSI)は2019年8月30日、情報漏洩対策ソフト「InterSafe ILP」のクラウドサービス版「InterSafe ILP Cloud」を発表、同日提供を開始した。ファイルの自動暗号化、デバイス制御、セキュアUSBメモリー作成の3つのサービスで構成する。

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)の「InterSafe ILP」は、情報漏洩対策ソフト製品群である。「情報の持ち出し・持ち込みの制御」と、「持ち出し後の安全な活用」に焦点を当てて製品を構成している。今回、InterSafe ILPのうち、ファイルの自動暗号化、デバイス制御、セキュアUSBメモリー作成、の3機能について、新たにクラウド版をラインアップに追加した(図1)。

図1:InterSafe ILP Cloudの利用イメージ(出典:アルプスシステムインテグレーション)図1:InterSafe ILP Cloudの利用イメージ(出典:アルプスシステムインテグレーション)

 クラウド版の提供により、管理サーバーを導入・構築することなく、クラウド上で簡単にInterSafe ILPを利用できるようになる。クライアントプログラムを端末にインストールするだけで、すぐに利用を開始できる。導入した機能とは別の機能を新たに利用したい場合は、ライセンスを追加購入するだけですぐに開始できる。

 「InterSafe FileProtection Cloud」は、ファイルを保存する際に自動的に暗号化するサービスである。利用者による操作が一切不要なので、暗号化のし忘れやパスワードの付け忘れが起こらない。ファイルが外部に流出しても、暗号化によって第三者がデータを解読することができない。価格(税別、以下同)は、1端末あたり月額1000円。

 「InterSafe DeviceControl Cloud」は、デバイス制御機能を提供するサービスである。PC、スマートフォン、タブレットなどの端末の利用制御から、USBメモリーなど外部デバイスの利用制御、ネットワークの利用制御、プリンタの利用制御、外部メディアへの書き込み制御など、各種の制御ができる。価格は、1端末あたり月額500円。

 「InterSafe SecureDevice Cloud」は、汎用のUSBメモリーをセキュリティ機能を持つUSBメモリーに変換するサービスである。セキュリティ機能を持つUSBメモリーは、接続したPCが登録済みのものかどうかをチェックする。登録がないPCに接続した際には、PCへのデータコピーや移動ができないように制御する。また、パスワード認証によるロック機能と暗号化によってデータを守る。価格は、1端末あたり月額500円。

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