RPA(ロボットによる業務自動化)のコンサルティングを提供するチュートリアルは2019年9月6日、同社が提供するクラウド型RPAソフト「Robotic Crowd」を用いた成果報酬型のRPAサービス「動いてナンボ!」の試験提供を開始した。価格は、対象業務の数や複雑さによる都度見積り。自動化が成功した分のみの請求になり、自動化できなかった分については課金の対象外となる。
動いてナンボ!は、成果報酬型のRPAサービスである。ユーザーは、RPA導入により効率化された業務分だけ費用を負担すればよいため、導入に関わるリスクを軽減できる(図1)。
図1:成果報酬型のRPAサービス「動いてナンボ!」の特徴(出典:チュートリアル)拡大画像表示
チュートリアルが、開発から運用までを一元的に管理し、隔週で成果を報告する。自動化する処理については、各種のユースケースから自動化する業務を選択できる。また、ユーザーの要望をヒアリングして開発することもできる。
ユーザー自身がロボットを作成・実行・管理することも可能だが、自社開発のワークフローについては成果報酬型課金の対象外になる。
ユースケースの例として、「取引先与信管理(反社チェック)」、「広告の実績情報の取得と登録」、「採用媒体のデータの取得」、「リクルーティングのスカウト送信」、「募集要項の更新」、「求人案件の取得」、「不動産賃貸物件の申込者登録」、「保険の申し込み審査状況の取得」、などがある。
今回提供を開始するユースケースは、広告・人材業務を対象としている。業務がユースケースと一致すれば迅速に自動化できる。
RPA機能として、Webブラウザで利用できるクラウド型RPAソフトのRobotic Crowdを使う。専用の端末や環境構築は不要で、価格(税別)は、月額10万円から。VPNを介してイントラネット内のシステムと連携させて使うこともできる。
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