[市場動向]

ダイドーグループホールディングス、情報システム部門を富士通子会社に移管

2019年9月13日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ダイドーグループホールディングス(ダイドーGHD)と富士通は2019年9月12日、ダイドーGHDの情報システム部門を、富士通子会社のITマネジメントパートナーズに移管すると発表した。

 ダイドーGHDの情報システム部門機能、情報システム要員、情報システム業務を、ITマネジメントパートナーズ(記事末の表1)に移管する。今後、ITマネジメントパートナーズはダイドーGHDに対し、情報システムの開発、運用、保守サービスを提供する。

 ダイドーGHDは、今回の契約を通じて、富士通のITに関するリソースとノウハウを最大限に活用する。これにより、AIやIoTなどの最新技術を活用して事業に直接貢献できるIT組織を確立する。また、富士通のIT人材育成プログラムを活用することによって、ITによるイノベーションの実現を目指す。

 富士通は、ITマネジメントパートナーズを通じて、ダイドーGHDとの関係を強化する。IT業務を統合的にサポートし、事業に貢献する中で、飲料業界とデジタル革新領域でのビジネスの拡大を目指す。

表1:ITマネジメントパートナーズの概要
商号 株式会社ITマネジメントパートナーズ
本社所在地 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
代表者 代表取締役社長 上垣 泰洋 (かみがき やすひろ)
事業内容 企業の情報システム部門の改革、改善に関するコンサルティング、アウトソーシング、ソフトウェア販売など
設立年月日 2012年11月1日
資本金 5000万円
株主構成 富士通100%
従業員数 86人(2019年3月31日現在)
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組織改革 / ダイドー / ITマネジメントパートナーズ / 食品 / 飲料

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