データ活用・分析コンサルティング会社のギックス(GiXo)は2019年9月20日、データサイエンティストのデータ分析業務を高度化する手段として、データ分析ソフトウェア「dotData」(米dotData製)を導入したと発表した。2019年3月に導入した。
ギックスが提供している「データ活用診断サービス」におけるデータ分析業務にdotDataを活用する。dotDataを使うと、AIが自動的に設計する解釈可能な特徴量から、人間が想像もしなかった知見を発見できる。
これにより、ギックスのデータサイエンティストは、より効率的に示唆を見出し、ビジネス領域および実社会への適用可能性を探ることが可能となる。熟練したデータサイエンティストとAIが互いに補完し合うことで、多様な分析結果を素早く得ることができるようになる。
なお、dotDataは、データ分析をAIによって自動化するソフトウェアである。NECが2018年4月に米国に設立した米dotDataが開発し、2018年7月からNECが国内で提供している。
一方、ギックスは、データを活用した各種コンサルティングやデータ分析に関わるツールの研究・開発を行っている。データ分析とコンサルティングを通して、様々な業界の顧客企業の経営課題解決や競争力強化を支援している。