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コンテナ型のWebブラウザを画面転送型で利用するセキュアWebアクセスサービス―インテック

2019年9月30日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インテックは2019年9月30日、クラウド上で動作させたWebブラウザを画面転送型で安全に利用できるサービス「インターネット分離サービス」を発表した。2019年10月中旬から提供する。ミドルウェアとして「SCVX」(ジェイズ・コミュニケーション製)を利用する。価格(税別)は、初期費用が40万円、月額費用が10万円(同時接続数10の場合)から。

 インターネット分離サービスは、クラウド上で動作させたWebブラウザを画面転送型で利用するサービスである(画面1)。社内のPC上で直接Webブラウザを動作させずに済むため、Webダウンロードなどを介して不正なプログラムを実行してしまう事故を防ぐことができる。

図1:インターネット分離サービスの概要(出典:インテック)図1:インターネット分離サービスの概要(出典:インテック)
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 ミドルウェアとして、SCVXを使っている。Webブラウザは、Linux上のDockerコンテナの形で都度生成する。利用を終えた場合は、Dockerコンテナごと消去する。特徴の1つは、OSにWindowsを使っていないため、WindowsのCAL(クライアントアクセスライセンス)が要らず、コストを低く抑えられることである。

 安全にファイルを手元にダウンロードするための機能群もオプションで提供する。文書ファイルからマクロなどを排除して無害化したファイルをダウンロードする機能と、サンドボックスで実際に動かして問題が起こらなかったファイルをダウンロードする機能を提供する。

 Webブラウザの動作環境として、インテックのデータセンターを利用する。申し込みから最短5営業日で利用を開始できる。無料で評価できるライセンスも用意した。

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