NECソリューションイノベータは2019年10月3日、クラウド型の働き方改革支援サービスを発表した。既存の「NEC 働き方改革支援ソリューション」のクラウドサービス版に相当する。1ユーザーあたりの価格(税別)は、「ライトプラン」が月額250円で、「スタンダードプラン」が月額350円、「アドバンスプラン」が月額500円。いずれも、10ユーザー単位で1年単位の契約になる。販売目標は、今後3年間で全プラン合計で30万ユーザー。
ライトプランは、勤務状況を見える化し、テレワークなどを支援する。PCの利用開始と終了の時刻を取得して、正確な労働時間を把握する。勤務予定申請・承認の機能により、テレワークなどで拠点が離れている社員の勤務予定や業務内容を把握できる。
拡大画像表示
スタンダードプランは、PCをロックしたり、働き方の分析したりして、残業の抑制を支援する(図1)。ライトプランの機能に加え、事前申請のない残業に対してPC操作をロックする機能を提供する。また、既存の勤怠システムとのデータ連携によって、残業時間や残業の原因を組織ごとに比較するなど、働き方を分析する機能を提供する。
アドバンスプランは、チームを活性化して、組織の生産性を向上させる。スタンダードプランの機能に加えて、社員が使用するアプリケーションやファイルの使用時間の分析、チーム内でのタスクの共有、休暇計画の共有などの機能を提供する。組織内における心理的安全性と生産性の向上を支援する。