リオは2019年12月2日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「Personal RPA」を発表した。操作が簡単でエンジニアが要らないことをうたう。ExcelやWebブラウザ(Internet Explorer)の操作を容易に自動化できるとしている。価格(税別)は、年額2万9800円。2020年3月31日までの期間限定で年額1万9800円。販売目標は、初年度5000万円、2年目に1億円。
Personal RPAは、PCの操作を自動化できるRPAソフトである。Windows 8.1/10上で、ExcelとWebブラウザ(Internet Explorer)の操作を記録・編集・再生できる。最大の特徴は、価格を年額2万9800円と安価に抑えた点である。
アーキテクチャの特徴は、画像の座標を記録するのではなく、Windowsアプリケーションの構成要素であるCOM(Component Object Model)コンポーネントに対する操作イベントのログを記録・再生する方式を採用したことである。
仕組み上は、COMベースのアプリケーションであれば任意のアプリケーションについて操作ログを取得できる。この一方、初版ではまず、ExcelとWebブラウザ(Internet Explorer)を操作の対象とした。今後、操作対象のアプリケーションを拡大する予定である。
作成したシナリオは、GUIで容易に編集できる(図1)。記録や再生で間違いがあったとしても、間違っている部分を微調整するだけで修正できる。たゼロから記録し直す必要がない。
図1:Personal RPAのシナリオ編集画面(出典:リオ)拡大画像表示
使い勝手の上での特徴として同社は、操作が簡単でエンジニアが不要な点をアピールする。主にマウス操作を記録することでシナリオを開発できる。1~2日程度の研修を受ければ文系の事務スタッフでも操作できるとしている。シナリオも30分ほどで作成できるとしている。
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