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富士通エフサス、Azureユーザー向けに開発支援サービスを提供、AI機能とデータ分析基盤が対象

2019年12月26日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

富士通エフサスは2019年12月26日、Microsoft AzureでAI開発環境やデータ分析基盤を利用するユーザーを対象とした開発支援サービスを提供すると発表した。Azure上で利用できる「Azure Cognitive Services」や「Power Platform」の活用を、アドバイザリや開発支援、トレーニングなどによって総合的に支援する。

 Microsoft AzureでAI開発環境やデータ分析基盤を利用するユーザーを対象とした開発支援サービスを提供する(図1)。サービス名称は、「FUJITSU Managed Infrastructure Service コミュニケーション基盤LCMサービス Power Platform・Cognitive Services活用支援」である。

図1:「FUJITSU Managed Infrastructure Service コミュニケーション基盤LCMサービス Power Platform・Cognitive Services活用支援」の概要(出典:富士通エフサス)図1:「FUJITSU Managed Infrastructure Service コミュニケーション基盤LCMサービス Power Platform・Cognitive Services活用支援」の概要(出典:富士通エフサス)
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 主に2つのクラウドサービスについて支援する。

 (1)Azure Cognitive Servicesは、AI機能をWeb API形式で提供するクラウドサービスである。構築済みの学習モデルを使うことができるため、学習モデルの構築や学習データの準備が不要である。

 (2)Power Platformは、データの収集・解析・予測までを、最小限のコーディングで実現できるデータ分析基盤である。ツールとして、Power Apps、Power Automate、Power BIを利用できる。

 富士通エフサスが提供する支援サービスでは、Azure上の開発環境を利用するユーザーに対して、アドバイザリ、開発支援、トレーニング、QA対応、仕様変更に伴うアプリケーションの改修支援、――などをパッケージ化して提供する。月額定額・チケット制で技術支援を実施する。

 月額定額・チケット制でサービスを提供する。これにより、必要なタイミングで必要な技術支援を提供できる。ユーザーごとに専任のエンジニアが継続的にサポートを行い、一貫性のあるサービスを提供するとしている。

 価格(税別)は、初回お試し用の「Expressプラン」(契約期間3カ月、24チケット)が月額20万円(総額60万円、通常プランの「Standardプラン」(契約期間1年、100チケット)が月額20万円(総額240万円。いずれも1カ月に1度、月次レポートを受けられる。

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