NECソリューションイノベータは2020年1月21日、人事データをAIで分析できるクラウドサービス「NEC HR Tech クラウド」を強化した。新たに、人材採用や報酬額の判断をAIで補完する機能が加わっている。
「NEC HR Tech クラウド」は、人事データをAIで分析できるクラウドサービスである。2019年4月にサービスを開始し、人材配置を適正化するデータ分析機能や、リテンションを支援するデータ分析機能を提供してきた。
図1：NEC HR Tech クラウドの概要（出典：NECソリューションイノベータ）拡大画像表示
新機能では、人事情報や勤怠情報、採用時の情報などをAIを用いて分析する。これにより、人材採用や評価・報酬の判断、キャリアプランの検討などを支援する（図1）。これらの人事業務は従来、上長やベテラン社員の経験や知見に依存してきたが、AIが補完するかたちである。
NEC HR Tech クラウドの価格（税別）は、初期導入費が1万円で、基本利用料が月額1000円。データ分析費用は、1社員1分析あたり100円。NECソリューションイノベータは販売目標として、サービス提供開始後3年間で300社の利用を掲げている。
●Next：人事・人材管理におけるAI判定モデルが可能にする業務支援は？
この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録（無料）が必要です
会員登録（無料）が必要です
関連キーワード
NECソリューションイノベータ / HCM / HRM / HRTech
関連記事
