アプリケーションソフトの開発、IT関連サービスを提供するユーザックシステムは2020年1月28日、RPA(ロボットによる業務自動化)ツール「Autoジョブ名人」の開発機能を強化した新版「Ver.3.0」を発表した。2020年2月4日から販売する。
ユーザックシステムの「Autoジョブ名人」は、PC操作を自動化する国産RPAツールである。Webブラウザ操作を自動化できるほか、WindowsアプリケーションやExcel操作なども自動化できる。単純な画面操作以外にも、取引先とのデータ交換など基幹業務に関わる業務やプロセス全体の自動化にも利用できる(画面1)。
画面1:「Autoジョブ名人」のタグ解析ビューアでChromeのタグ情報を解析する様子(出典:ユーザックシステム)拡大画像表示
新版のVer.3.0では、Webブラウザの操作を自動化する仕組みとして、これまでの画像認識による操作だけでなく、HTMLのタグを解析して操作できるようにした。タグ解析により、画面デザインの変化や解像度の違いなどに影響されずに項目の指定ができるため、安定した操作ができる。なお、タグ解析機能が使えるWebブラウザは、今のところGoogle Chromeに限られる。
PDFからテキストや罫線などの位置情報を解析・取得し、Excelの書式に再現するソフトウェア「PtoE変換オプション」も用意した。Excelで元の表のイメージに近い変換結果を得られるとしている。Autoジョブ名人と連携させることで、PDFファイルの入手と変換、基幹システムへのデータ連携という一連の操作を自動化できる。
価格(税別)は、「Autoジョブ名人(開発版)」の年間ライセンスが60万円で、「Autoジョブ名人(実行版)」の年間ライセンスが18万円。販売目標は、初年度200本。PtoE変換オプションの価格(税別)は、年間ライセンスが18万円。販売目標は、初年度100本。
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