マルチブックは2020年3月3日、海外拠点に向いたクラウド型ERP(統合基幹業務システム)ソフトウェア「multibook(マルチブック)」を6カ月間無料で提供すると発表した。初期費用10万円、導入支援費(標準導入費の50万円を上限とする)、6カ月間の利用料を無料で提供する。日本企業の新型コロナウイルス対策を支援する。
マルチブックの「multibook」は、海外拠点に向いたクラウド型のERPソフトウェアである(画面1)。会計、ロジスティクス(在庫管理、販売管理、購買管理)、固定資産、従業員経費精算などの機能で構成する。価格(税別)は、月額3万円から(ユーザー数と伝票数による課金)。
画面1:multibookの画面例(出典:マルチブック)海外拠点で使うことを想定し、マルチ言語・通貨や、海外の会計・税務要件などに準拠する。対応言語は10カ国語で、日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(繁体字)である。
クラウドサービスであり、海外拠点の経営状況や在庫状況を、リモートからリアルタイムに把握できる。海外に出張する機会や不正のリスクを減らせる。また、導入も容易で、会計機能だけであれば5人日程度で済む。現地に行くことなく、日本からのリモートワークでマスター設定、データ移行、トレーニングができる。
特に、中国に進出している企業向けには、中国の会計ソフトからデータを取り込んで日本語で財務諸表や伝票を照会できる仕組みも提供している。
今回、日本企業の新型コロナウイルス対策として、multibookを6カ月間無料で利用できるようにした。初期費用10万円、導入支援費(会計機能の標準導入費用の50万円を上限とする)、基本3ユーザーパック6カ月間の利用料を、先着20社まで無料で提供する。ユーザー数の追加や法人数の追加、伝票数の追加といったオプションは対象外となる。なお、本来の価格は月額3万円から(ユーザー数と伝票数による課金)。
対象となる企業は、2020年3月2日~3月31日の期間中に新規契約する、日本に本社がある企業の海外拠点である。
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