デジタルアーツは2020年3月6日、クラウド型のビジネスチャットサービス「Chat@Cloud」を強化したと発表した。新たに、社外のゲストユーザーを追加できるようにした。社外の取引先との商談などにも活用できるようになった。
デジタルアーツの「Chat@Cloud」は、テキストチャット、ビデオチャット(ビデオと音声による通話)、デスクトップ共有などの機能を備えた、クラウド型のビジネスチャットサービスである(画面1)。対面の打合せと同様のコミュニケーションが可能になる。
画面1:ビジネスチャット「Chat@Cloud」の画面(出典:デジタルアーツ)
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例えば、ビデオチャットでは、相手の映像を見ながら会話できる。表情を確認しながら、細かいニュアンスを伝達できる。デスクトップ共有では、デスクトップまたはアプリケーションの内容を共有できる。資料を事前に配布することなく、資料に沿った会話ができる。
今回の機能強化では、社外のゲストユーザーを追加できるようにした。社外の取引先との商談などにも活用できるようになった。
製品提供の背景について同社は。新型コロナウイルス対策の1つとしてテレワークを実施している企業が多いという状況を挙げる。「ビジネスチャットは、社内でのメールのやり取りや会議室の予約といった手間を省くことができるほか、テレワークの手段として役立つ」(同社)。