キャップクラウド(本社:東京都渋谷区)は2020年3月11日、中小企業に向けて、テレワークの導入を支援するサービスを提供開始した。導入時のコンサルティングと導入後の運用サポートを提供する。同社が5年間のテレワークの実践で得たノウハウをサービス化したとしている。価格(税別)は、初期費用が30万円、月額費用が10万円。
キャップクラウドは、中小企業に向けて、テレワークの導入コンサルティングと運用サポートを提供する。同社が5年間のテレワークの実践で得たノウハウをサービス化した。テレワークの3つの壁(場所・時間の壁、制度の壁、考え方の壁)を乗り越えられるように支援する。
導入コンサルティングの内容は、以下の通り。
- キックオフミーティング(代表者とのオンラインミーティング)
- ヒアリング(担当者に現状をヒアリング)
- 事例紹介(実際に運用中のテレワークの現場をリモート視察)
- 指針策定(企業の状況に即して優先順位、緊急性を判断し、できるところから段階的に導入するための方針を決定)
- ツール導入(Webミーティング、ビジネスチャット、情報共有ツール、など)
- 導入支援(担当者によるオンラインミーティング、チャットによる無制限サポート)
導入後の運用サポートの内容は、以下の通り。
- チャットによる無制限サポート
- Webミーティングツール(Zoom)を使った対面サポート(月1回)
テレワークの導入支援サービスを提供する背景として同社は、テレワークの導入にあたり、「具体的にどう進めたらいいのか」「必要なツールは何か」、「労務管理はどうしたらいいのか」など、多くの疑問が生じる状況を挙げている。
キャップクラウドは、テレワークを導入してから5年が経過している。東京都渋谷区、山梨県富士吉田市の2拠点をはじめ、全国にテレワーカーが点在している状況で通常業務を行っている。試行錯誤の中から得られたノウハウを生かし、明日からテレワークを始めることを前提に、「どこから着手すればいいか」という実践的なアプローチからコンサルティングとサポートを実施する。