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HPE、1辺25cmで高さ11.9cmの小型PCサーバー「MicroServer Gen10 Plus」を販売開始
2020年3月12日(木)日川 佳三（IT Leaders編集部）
米Hewlett-Packard Enterprise（HPE）日本法人の日本ヒューレット・パッカードは2020年3月12日、小型化を追求したPCサーバー「HPE ProLiant MicroServer Gen10 Plus」を発表し、同日に国内販売を開始した。サイズは11.9×24.5×24.5cmで、省スペースが求められる小規模オフィスや店舗などに向く。価格（税別）は11万円からとなっている。
HPE ProLiant MicroServer Gen10 Plusは、小型化を追求したPCサーバーである（写真1）。省スペースが求められる小規模オフィスや店舗などに向く。筐体サイズは幅24.5×高さ11.9×奥行き24.5cmで、重さは最大7.2kg。ただし電源は内蔵せず、180Wの外部電源アダプタから供給する。
写真1：「HPE ProLiant MicroServer Gen10 Plus」の外観（出典：日本ヒューレット・パッカード）拡大画像表示
前世代モデル「HPE ProLiant MicroServer Gen10」（幅23.0×奥行き25.4×高さ23.5cm）と比べて、体積で約半分のサイズになった。特に、高さを11.9cmに抑えており、ユーザーのワークスペースに合わせて横置きと縦置きのどちらでも設置できるようにした。
CPUは、インテル Xeon E-2200またはPentiumを1個搭載する。メモリースロットは2つで、標準で16GBのDIMM1枚を搭載済み。最大32GBまで拡張できる。ストレージは、SATA接続のハードディスクまたはSSDを4台まで搭載できる。拡張スロットは、PCI Express Gen3 x16スロットが1つ。ネットワークポートは1Gbit/秒のEthernetを4ポート備える（写真2）。
写真2：「HPE ProLiant MicroServer Gen10 Plus」の背面（出典：日本ヒューレット・パッカード）拡大画像表示
