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TIS、S/4HANAのデータをUiPathからWeb APIで登録・更新するアダプタを提供

2020年4月2日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TISは2020年4月2日、ERP(統合基幹業務システム)ソフトウェア「SAP S/4HANA」とRPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェア「UiPath」を連携させるソフトウェア開発部品「SAP S/4HANA向けRPA汎用コンポーネント」を発表した。UiPathやSAP S/4HANAの専門知識を必要とせずにERPのデータをRPAで扱えるようにする。価格(税別)は、80万円。販売目標は、2023年までに50社。

 「SAP S/4HANA向けRPA汎用コンポーネント」は、ERPソフトウェアのSAP S/4HANAのデータをRPAソフトウェアのUiPathで扱えるようにするデータ連携ソフトウェアである(図1)。SAP S/4HANAが備えるデータ連携用のWeb API「OData API」を使ってERPのデータを操作する。データの登録や更新、データの取得といった操作を、RPAで自動化できる。

図1:「SAP S/4HANA向けRPA汎用コンポーネント」の概要(出典:TIS)図1:「SAP S/4HANA向けRPA汎用コンポーネント」の概要(出典:TIS)
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 コンポーネントは、「一括登録」、「一括更新」、「一覧取得」、の3つのコンポーネントで構成する。一括操作の対象となるデータは、OData APIで操作が可能な、トランザクションデータ(受注伝票、購買発注、製造指図など)や、マスターデータ(品目マスター、取引先マスターなど)である。

 特徴の1つは、RPAの主流である「画面操作の自動化」ではなく、Web APIでデータを操作することである。1件ずつ登録/更新するのではなく、バックグラウンド処理で複数のデータを一括して登録/更新できる。また、画面に依存しないことから、画面が変わる可能性があるSAP S/4HANAや業務画面のアップグレード時でも動作確認が必要ない。

 さらに、専門知識を要するデータ連携部分をパッケージングしたことにより、SAP S/4HANAやUiPathの専門知識がなくても利用できるとしている。コンポーネントをインストールし、Excel形式の定義ファイルに値をセットする、といった簡単な設定だけで、ノンプログラミングでデータ操作を自動化できる。

 背景には、画面操作の自動化にはデータ登録や画面変更に課題がある一方で、画面操作の自動化以外の方式は専門知識が必要になっているという状況がある。こうした経緯から、Web API型のデータ操作をノンプログラミングで実現できるコンポーネントを用意した。

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SAP S/4HANA / UiPath / TIS

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