味の素が2019年4月に設立した味の素食品が、基幹システムとして「SAP S/4HANA」を導入して設立時から稼働させている。2021年度には味の素本体にも導入する予定。SAPジャパンが2020年4月9日に発表した。
味の素は、グループ経営基盤強化の一環として、2018年から基幹システムの再構築に着手している。今回、味の素食品の期基幹システムとして、SAP S/4HANA(画面1)を導入した。システムは2019年4月に稼働させた。今後は、今回味の素食品に導入したS/4HANAのテンプレートをベースに、味の素に対して2021年度に導入する予定である。
画面1:「SAP S/4HANA」の画面例(出典:独SAP)拡大画像表示
システム構築は、主要ベンダーとして、NRIシステムテクノが野村総合研究所(NRI)と協力して担当した。開発にあたっては、既存のERP(統合基幹システム)に存在するアドオンを大幅に削減した。これにより、約12カ月間で開発プロジェクトを完了し、2019年4月に稼働させた。
構築の方針として、「グループ共通の商品軸および得意先軸での事業管理と財管一致」、および「個別システム・業務を極小化した上でグループ共通システムの構築」を立てて構築を進めた。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



