C-RISEは2020年4月14日、ユーザーのWebブラウザ操作をロボット化してクラウド上で自動実行できるサービス「クラウドBOT」を開始した。ノンプログラミングでロボットを作成・実行できる。用途に応じて、3つの有料プランと無料プランを用意した。有料プランは、月額3000円から。
クラウドBOTは、ユーザーのWebブラウザ操作をロボット化して、これをクラウド上で自動実行できるサービスである(画面1)。Webブラウザ操作を自動化する手法によって、Web API操作だけでなく、Web APIを用意していないWebシステムへのリクエストも自動化できる。
画面1:「クラウドBOT」の画面イメージ(出典:C-RISE)拡大画像表示
ロボットの作成にあたって専用のソフトウェアは不要である。Webブラウザ(PCやスマートフォン)があればオンラインで作成できる。作成したロボットはクラウド上で実行するため、実行環境も不要である。
用途に合わせて、3つの有料プランと、無料プランを用意した(表1)。有料プランは無料プランと異なり、複数のロボットを並列で実行できる。また、有料プランでは、無料プランが備えない機能として、時刻や曜日などの条件を指定してロボットをスケジュール実行できる。
| プラン | フリー | シングルオフィス | マルチオフィス | システムリンケージ |
|---|---|---|---|---|
| 価格(税別) | 無料 | 月額3000円 | 月額6000円 | 月額4万8000円 |
| ボット実行可能時間 | 30分/月 | 6時間/月 | 15時間/月 | 160時間/月 |
| データストレージ | 1GB | 10GB | 30GB | 100GB |
| ボットの並列実行数 | - | 3 | 10 | 100 |
| スケジュール実行 | - | 〇 | ||
| Web APIの実行 | 〇 | |||
並列実行可能数は、プランによって異なる。1つのロボットを複数同時に実行したり、複数のメンバーが同時に異なるロボットを実行したりできる。並列実行可能数は、「シングルオフィス」プランが3件、「マルチオフィス」プランが10件、「システムリンケージ」プランが100件、である。
今後、クラウドBOTのラインアップを拡充する。今回提供を開始した「ブラウザ操作BOT」に加えて、2020年中に「アプリケーションBOT」(Web API操作)と「BOTをつなぐBOT」(アプリケーションBOTやブラウザ操作BOTなど複数のボットをつなぎあわせたボット)を提供する予定である。
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