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フードリンク、受注処理をRPA化、取引先Webサイトからの発注データのダウンロードを自動化

2020年4月14日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

食肉専門商社のフードリンクは、取引先のWebサイトから発注データをダウンロードする処理を自動化するため、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェア「Autoジョブ名人」を導入した。Autoジョブ名人を販売したユーザックシステムが2020年4月14日に発表した。

 食肉専門商社のフードリンクは、得意先ごとの独自Webサイトから発注データをダウンロードしている。これらの受注業務を中心にRPA化を図り、20個のソフトウェアロボットを稼働させている。 今後は、 AI-OCRとRPAを組み合わせ、ファクスで送られてくる発注書も自動で処理できるようにする計画である。

 RPAソフトウェアを導入する以前は、得意先ごとの独自Webサイトから発注データをダウンロードする操作を、担当者が手作業で行っていた。このため、対象日付を誤入力したり、2回ダウンロードしてしまったりといったミスが発生していた。ミスが発生するとデータのリカバリ作業が必要になる。

 RPAソフトウェアの選定にあたっては、ロボットの開発を担当する情報システム部門にとってメンテナンスしやすいかどうかを評価した。複数のRPAソフトウェアを比較検討した結果、自動化シナリオの各処理にコメントを付けて管理できるAutoジョブ名人を選択した(画面1)。

画面1:Autoジョブ名人の開発画面。各処理を1行ずつ表示し、それぞれにコメントを記入できる(出典:ユーザックシステム)画面1:Autoジョブ名人の開発画面。各処理を1行ずつ表示し、それぞれにコメントを記入できる(出典:ユーザックシステム)
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