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acro-one、企業訪問時の受付をQRコードで省力化するクラウドサービス「アポ楽」を提供

2020年5月19日(火)IT Leaders編集部

acro-oneは2020年5月18日、iPadとQRコードを利用した受付クラウドサービス「アポ楽」の提供を開始した。会社受付の新型コロナウイルス対策に活用できる。初期費用や月額固定料金は不要で、利用した分だけの従量制課金制で利用できる。価格は、iPadでのQRコード読み取りとSMSでの来訪通知(SMSはオプション)がそれぞれ、1件当たり50円になる。

 アポ楽は、受付業務を簡素化するクラウドサービスである(写真1)。使い方としては、まず、Webサイトからメールを使って、訪問者へQRコードを発行する。訪問者はそのQRコードをスマートフォン上で表示して、訪問先の受付に設置されたiPadへかざす。すると、自動でメールまたはSMS(SMSは有料オプション)により担当者を呼び出す。

写真1:iPadとQRコードを利用した受付クラウドサービス「アポ楽」を利用しているシーン(出典:acro-one)写真1:iPadとQRコードを利用した受付クラウドサービス「アポ楽」を利用しているシーン(出典:acro-one)
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 訪問者は、受付票の記入と内線電話での担当者呼び出しが不要になる。企業は、自動で保存された訪問者の履歴をデータベースから取り出すことが可能になる。蓄積された訪問履歴から、一定の期間内の社員・訪問者の「接触者相関図」を分析・表示することも可能だ。

 昨今の新型コロナウイルス感染拡大の防止が求められる状況下では、例えば、社内で感染者が出てしまった場合に、「誰がいつ誰と会っていた」という情報を迅速・正確に取得するために活用することができる。受付に受話器・ペン・タッチパネルなど、不特定多数の訪問者が触れる物を置かないようにするために、同システムを活用することも可能だ。

 iPadを利用しているため、専用の端末や設置工事は不要で、ユーザー自身で簡単に導入作業を行える。

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