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Propre、グローバル不動産データベースをOracle Autonomous Transaction Processingで刷新

2020年5月22日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

グローバルの不動産データベースを提供するPropre Japan(プロパージャパン)は、世界17カ国を対象とした不動産データベースを「Oracle Autonomous Transaction Processing」で刷新した。2019年11月から稼働している。従来システムと比べて性能が最大で99%向上したほか、性能のチューニングなどの運用管理負担を軽減した。日本オラクルが2020年5月22日に発表した。

 Propre Japanは、不動産データベースを提供している。2020年3月現在、1日あたり約1600万件の不動産データレコードを収集し、広さなどの不動産自体の特徴、近隣の病院などの周辺地理の特徴、各種投資指標など独自の視点による特徴など、約3万の特徴情報を各不動産にひも付けて整理している。

 国境を越えた不動産市場データの用途は幅広いという。ユーザーは、世界中の不動産から最適な物件を検索したり、所有する物件のメンテナンスを効率的に行うために不動産データベースを活用している。同社では、2020年中に不動産データの対象を、世界17カ国から30カ国へと拡大する計画である。

 Propre Japanでは、不動産データの対象を拡大するにあたって見込まれる最大3倍のデータ増加に対応するため、データベース基盤を見直した。検討においては、1日あたり数億レコードのデータ更新・追加に耐えられることと、反映したデータが即時で集計や分析に活用できることを要件とした。

 クラウドサービスを「Oracle Cloud Infrastructure」に移行することを検討するのに合わせて、新たなデータベース基盤としてOracle Autonomous Transaction Processingを検証した(関連記事オラクル、運用を自律化したクラウド型データベースの現状を報告、OLTP向けは専有型も提供)。

 検証の結果、特に負荷のかかる処理において、期待以上の高い性能が得られた。従来の構成と比べて、最大で99%性能が向上した。また、手動でのチューニングが不要であることにメリットを感じた。こうした経緯から、Oracle Autonomous Transaction Processingを採用した。

 2019年10月から構築、データの移行を行い、2019年11月から稼働させた。初期構築支援サービスとして、日本オラクルのコンサルティング部門が提供する「Rapid Start Service」も採用した。これにより、本番環境へのデータ移行作業を円滑に進めるなどして、1カ月という短期間で導入した。

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