[新製品・サービス]
アイレットとKDDI、米RackspaceのAWS構築・運用サービスを日本国内で提供
2020年5月26日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
アイレットとKDDIは2020年5月26日、AWS(Amazon Web Services)の設計構築から保守運用まで支援するマネージドサービスの新メニュー「Rackspace Service Blocks for AWS」を開始した。米国のクラウド運用サービス企業である米Rackspace Hostingが提供しているクラウド運用サービスを、日本国内で提供する。
アイレットとKDDIの「Rackspace Service Blocks for AWS」は、AWSを対象とした運用サービスである。設計・構築サービス、運用・管理サービス、アカウントやコストを管理するツールなどを提供する。米Rackspace Hostingが提供しているクラウド運用サービスのメニューを、日本国内で提供するものである(図1)。
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メニューとして、クラウドサービスのライフサイクル管理に必要な要素を3つの機能に分けて、AWS向けに「Rackspace Service Blocks」として提供する(表1)。必要なサービスを選んで導入できる。各Service Blocksの利用料金は、AWSの利用料に応じて発生する。
区分 | 内容 |
---|---|
Platform Essentials (基本サポート) |
クラウドサービス基盤のサポートと、アカウントおよびコストを管理するためのツールを提供する |
Architect & Deploy」 (設計・構築) |
新規クラウド構築プロジェクトにかかる設計サービスと構築サービスを提供する。さらに、プロジェクトの推進に必要なエンジニアリング資源を提供する |
Managed & Operate (運用・管理) |
24時間365日の監視・運用サービスを提供する。運用を自動化する機能も提供する |
「Platform Essentials」(基本サポート)は、クラウドサービス基盤のサポートと、アカウントおよびコストを管理するためのツールを提供する。
「Architect & Deploy」(設計・構築)は、新規クラウド構築プロジェクトにかかる設計サービスと構築サービスを提供する。さらに、プロジェクトの推進に必要なエンジニアリング資源を提供する。
「Managed & Operate」(運用・管理)は、24時間365日の監視・運用サービスを提供する。運用を自動化する機能も提供する。
利用料金(税別)のモデルケース(AWS利用料金が月額100万円の場合)は、表2の通り。基本サポート(19万5000円)、設計・構築(28万円)、運用・管理(13万5000円)を合わせて、月額61万円になる。
区分(月額料金) | 料金(税別) | |
---|---|---|
AWS利用料金 | 100万円 | |
Service Blocks利用料金 | Platform Essentials (基本サポート) |
19万5000円 |
Architect & Deploy (設計・構築) |
28万円 | |
Managed & Operate (運用・管理) |
13万5000円 | |
合計 | 161万円 |