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アシスト、ML自動化ツール「DataRobot」の販売を開始、ユーザーのデータ活用を支援

2020年7月13日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アシストは2020年7月13日、マシンラーニング(機械学習)を自動化するソフトウェア「DataRobot」を同日付で提供開始した。BIやデータプレパレーション、データ統合、BRMSの領域で蓄積したノウハウを通じ、顧客のデータ活用を支援する。背景の1つとして、米DataRobotが2019年12月データプレパレーションツールの米Paxataを買収している。

 「DataRobot」は、マシンラーニング(機械学習)を用いた予測モデルの作成を自動化するソフトウェアである。分析用のデータさえ用意すれば、Web画面からデータを登録して「何を予測するか」を指定するだけで、予測モデルを自動生成できる。教師あり学習を自動化するソフトであり、真偽の分類や数値の予測などに利用できる(関連記事ML自動化ツール「DataRobot」に新版、データプレパレーション機能「Paxata」などを追加)。

 DataRobotの原稿版では、学習データを整備するためのデータプレパレーション機能「DataRobot Paxata」を追加している。データを実際に使える状態へと加工・変換するソフトウェアである。2019年12月に買収した米Paxataのソフトウェアを利用している(関連記事マシンラーニングの学習データをすばやく準備、アシストとDataRobotが協業)。

 アシストは、2016年に米Paxataの総代理店として国内で販売を開始し、データ・プレパレーションツールを販売してきた。最近は、DataRobotとPaxataを組み合わせて活用するAIプロジェクトを支援してきた。今回、DataRobotによるPaxataの買収によって両製品が合流したことを受け、アシストでDataRobotの販売・サポートを提供することにした。

 なお、Paxataの特徴は、分析用のデータを業務ユーザーみずからノンプログラミングで用意できることである。利用したいデータを表形式で表示しながら、マウス操作で作業できる。表記ゆれの統一など、データ加工の推奨パターンを提示する。DataRobotと組み合わせることで、DataRobotの学習データをPaxataで整備するという使い方ができる。PaxataからDataRobotへのデータの受け渡し手段として、Amazon S3などを利用できる。

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アシスト / DataRobot / データプレパレーション

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