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SaaS型ワークフロー新版「Questetra BPM Suite 12.1」、自分の仕事を目的別に絞り込んで表示
2020年7月14日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
クエステトラは2020年7月14日、クラウド型のワークフローソフトウェア「Questetra BPM Suite」の新版「12.1」を公開した。新版では、「新着」や「締切が近い」など、目的に応じて絞り込んだ自分の仕事の一覧を、ワンクリックで表示できるようにした。
Questetra BPM Suiteは、Webブラウザから利用できるクラウド型のワークフローソフトである(関連記事:クエステトラ、SaaS型ワークフロー「Questetra BPM Suite」新版、テキストファイル操作を容易に)。ワークフローの標準記法であるBPMN 2.0を用いて、ノンプログラミングでワークフローを作図/定義し、これを実行できる。
人が介在するワークフローだけでなく、特定の業務処理をシステム側だけで自動で実行するワークフローを実現できる。例えば、特定の時刻に処理を実行できる。入力フォームへのデータ入力や特定メールアドレスへの着信、REST APIへのリクエスト受信などのイベントをトリガーに、ワークフロー処理を実行できる。
「稟議承認フロー」、「文書翻訳フロー」、「品質チェックプロセス」、「請求書発行プロセス」といった、各種の業務に利用できる。ワークフローのサンプルとして、これらの業務フローを含めた各種のテンプレートをあらかじめ用意している。ユーザーは、これらを自由にダウンロードして利用できる。
新版では、自分の仕事を目的に応じた条件で絞り込める機能を追加した(図1)。自分の仕事を一覧表示する「マイタスク」と、引き受け待ち状態の仕事を一覧表示する「引き受け待ち」において、優先的に対応しなければならない工程、顧客、件名に含まれる文言、などで絞り込む条件を保存しておける。これにより、絞り込まれた仕事の一覧を、ワンクリックで表示できる。
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なお、自分の仕事や引き受け待ち状態の仕事が、指定した件数を越えた場合は、複数ページに分けて表示できる。1ページあたりの件数を適切に設定することで、画面スクロールの回数を減らせる。