KPMGコンサルティングは2020年7月22日、RPA(ロボットによる業務自動化)を導入しているユーザー企業を対象に、KPMGのベストプラクティスに基づいてRPAの推進アプローチを診断し、改善策を含めたロードマップを策定するサービスを開始すると発表した。フルリモートワーク下で4週間で実施する。
KPMGコンサルティングは、RPAを導入しているユーザー企業を対象に、KPMGのベストプラクティスに基づいてRPAの推進アプローチを診断し、改善策を含めたロードマップを策定するサービスを開始する。
RPAの導入を実施している企業を対象に、現状のRPAの推進状況を診断する。この上で、改善策を織り込んだロードマップを策定する。同サービスは、フルリモートワークで全4週間で実施する(図1)。診断には、KPMGコンサルティングが実施してきたRPAプロジェクトの実績を体系化したベストプラクティスを活用する。
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同診断を実施することで、RPAを用いた業務自動化のROIを改善できるとしている。施策の優先順位と時間軸を考慮したロードマップを策定する。生産性の向上や高付加価値業務へのシフトの道のりを明らかにするとしている。
サービス提供の背景について同社は、多くの企業がRPAに取り組んでいる一方で、期待していたほど効果が出ない企業や、AI-OCRの併用の仕方が分からない企業など、ROIや自動化範囲の拡大について課題を抱えている企業が少なくない状況を挙げる。