ロボフィスは2020年8月6日、NTTデータと共同で、 RPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェア「WinActor」で動作する「メール転送・周知業務代行ロボット」を開発したと発表した。NTTデータの「コロナ対策応援プロジェクト」を通じて無料で提供する。
ロボフィスとNTTデータは、NTTデータが手がけた3000社を超える業務自動化実績を分析し、 総務・人事部門からの要望が特に多い「メール転送・周知業務代行ロボット」を開発した。現場で効果を上げていたロボットのノウハウをもとに、他のユーザーでも簡易に使えるように汎用化した。
ロボットは、WinActor上の自動化シナリオとして動作する。汎用シナリオとメンテナンスマニュアルを提供する。マニュアルを見ながら修正するだけで、Outlook環境など各種のメーラーソフト環境で利用できる。WinActorはノンプログラミングで利用できるRPAツールだが、必要に応じてロボフィスのRPAコンサルタントによる支援サービスも利用できる。
事例を紹介している。あの企業では送付先リストごとに、異なる添付ファイルをつけて、毎日午前中いっぱいをかけてメールで周知事項を配信していた(図1)。これを自動化した。配信マスターを準備し、添付ファイルをフォルダに格納するだけで済むようになった。これにより、年間で1200時間の業務を削減した。
図1:「メール転送・周知業務代行ロボット」の事例(出典:ロボフィス)拡大画像表示
メール転送・周知業務代行ロボットは、NTTデータの「コロナ対策応援プロジェクト」を通じて無料で提供する。WinActorで使える汎用のシナリオと、シナリオをユーザー要件に合わせて修正するためのマニュアルに加え、WinActorフル機能版の試用ライセンス(利用開始から1カ月)が付く。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



