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現場担当者向けRPA開発ツール「UiPath StudioX」の公式トレーニングを開始、SCSKサービスウェア

2020年8月20日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SCSKサービスウェアは2020年8月20日、RPA(ロボットによる業務自動化)のシナリオを現場のエンドユーザーでも開発できるツール「StudioX(スタジオエックス)」の公式トレーニング「UiPath StudioX開発トレーニング」を提供すると発表した。東京と名古屋で、2020年8月28日から提供する。価格(税別)は、1人あたり4万円。

 UiPath StudioX開発トレーニングは、RPAのシナリオ(RPAロボット)をノンプログラミングで開発できるツール「StudioX」の公式トレーニングである。RPAソフトウェア「UiPath」で動作するシナリオを、RPAで業務を自動化したい現場のエンドユーザーみずから開発できるように支援する。トレーニングは、東京と名古屋で受けられる。要望に応じて、オンラインでのハンズオントレーニングも可能である(最低開催人数は4人)。

 StudioXは、プログラミングの知識や経験がないエンドユーザーでも業務を自動化できることを狙った、RPAロボットの開発ツールである。これまでUiPathが提供してきた開発ツール「UiPath Studio」は、Visual Studioに似た画面を持っており、現場担当者が開発することは難しかった。StudioXでは、UiPath Studioよりも簡単にシナリオを開発できる。

 例えば、操作対象のアプリケーションを指定し、クリックなど何を自動化するかを選び、クリック箇所など操作の場所を指定する。これだけで、PC操作のシナリオを自動で生成してくれる。操作対象となるウインドウやボタンの指定は、画像認識やオブジェクトID指定など、処理に適した方法を自動で選んでくれる。

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