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サイオステクノロジー、分散DB「Apache Cassandra」の開発・運用をワンストップで支援

2020年10月28日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

サイオステクノロジーは2020年10月28日、大量データ処理のための分散データベース「Apache Cassandra」の設計・開発・運用をワンストップで支援するSIサービス「Apache Cassandra Support」を開始した。Cassandraを使ったビッグデータ処理基盤の商用利用を支援する。

 サイオステクノロジーの「Apache Cassandra Support」は、大量データ処理のための分散データベース「Apache Cassandra」の設計・開発・運用をワンストップで支援するSIサービスである。Cassandraを使ったビッグデータ処理基盤の商用利用を支援する。オープンソースのサポートサービス「サイオスOSSよろず相談室」に、Cassandraに特化した特別メニューとして追加した。

 サービス提供の背景として同社は、データ量が急増している状況や、急増するデータを定型・非定型を問わず高速で解析するデータベースとして、Cassandraの導入事例が増えていることを挙げる。「しかし、Cassandraの設計・構築においては、Cassandraに特化した専門スキルやノウハウが必要となる。これを支援する」(同社)。

 なお、Cassandraは、米Facebookのエンジニアが開発した後、Apache Software Foundationのプロジェクトとなったオープンソースの分散データベース管理システムである。分散型のアーキテクチャで並行的にデータを処理することにより、RDBと比較して大量のデータを高速に処理できる。

 SQLに類似した問い合わせ言語である独自のCQL(Cassandra Query Language)を使う。RDBに似た操作性で使えるが、RDBのようにデータの整合性や耐久性を担保しながらデータベースを設計するには、Cassandraに特化した専門スキルが必要になるという。

 なお、サイオスOSSよろず相談室は、130種類以上のオープンソースを対象としたカスタマイズ型の有料サポートサービスである。サポートレベルに応じて、相談、障害発生時のログ調査、ソースコード調査・解析、個別SLAの設定や定例会の開催などの支援を提供している。

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