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PCの操作内容を記録するセキュリティツール「Ekran」にサブスクリクション版を追加─ジュピターテクノロジー

2020年12月1日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ジュピターテクノロジーは2020年12月1日、サーバーやクライアントPCの操作内容を静止画とテキストで記録するセキュリティソフトウェア「Ekran」(開発元:米Ekran System)の販売方法を拡充した。売り切り型のライセンスに加えて、新たにサブスクリプション型のライセンスを追加した。サブスクリプションライセンスの価格(税別)は、Windows PC×1台を管理する構成(Windows用エージェント×1、管理サーバー×1)で年額14万9800円から。

 Ekranは、サーバーやクライアントPCの操作内容を静止画とテキストで記録するセキュリティソフトウェアである(図1)。エンドユーザーがマウスをクリックしたりキーボードを操作したりした時に、画面のキャプチャを静止画として取得し、同時にテキストを記録する。

図1:Ekranの概要(出典:ジュピターテクノロジー)図1:Ekranの概要(出典:ジュピターテクノロジー)
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 いつ、誰が、どの端末で、何をしたのか、を記録する。リムーバブルメディアの使用、アプリケーションの実行、訪問したWebサイト、キーストロークなど、すべてのユーザーセッションを記録する。記録したデータを検索して追跡できる。エンドユーザーの操作を再現することで、インシデント発生前後の状況とユーザーの意図を一目で把握できる。

 記録したログを検索するだけでなく、不正な操作をリアルタイムに検出してアラートを挙げる運用もできる。あらかじめアラートを挙げる条件を定義しておくことで、特定のユーザー操作を自動で検知し、メールで通知する。これにより、異変を素早く察知して対応できる。

 「操作を記録していること」をログオンメッセージでエンドユーザーに伝えることもできる。これにより、不正な行為を抑止できる。

 システムは、操作内容を収集して管理する管理サーバーソフトウェア(Windows ServerおよびSQL Server/Firebird)と、監視対象のサーバーやクライアントPCにインストールするエージェントソフトウェアで構成する。エージェントの稼働OSは、Windows 7以降、Windows Server 2008以降、Linux 2.6.32以上、macOS 10.9以上、である。

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