電通国際情報サービス(ISID)は2020年12月25日、SAP導入ビジネスの強化・拡大に向けて、インドのSIベンダーであるInfosysと業務提携した。SAP S/4HANAの新規導入や移行サービスを中心に、SAP導入ビジネスの拡大を共同で推進する。ISIDの顧客基盤とInfosysのオフショア動員力を融合するとしている。
電通国際情報サービス(ISID)は、SAP導入ビジネスの強化・拡大に向けて、インドのSIベンダーであるInfosysと業務提携した。相互のサービスを組み合わせたシステム構築サービスを提供する。PLM、CRM/SFAなどと連携させたERPシステムも構築する。さらに、それぞれの製品を相互に販売するほか、共同でマーケティング/販売を実施する。
まず、要件定義など上流工程に強みをもつISIDのSAPコンサルタントと、SAPの専門家を抱えるInfosysのインドオフショアを組み合わせ、価格競争力のあるサービスを提供するとしている。また、両社のSAP導入プロセスを共通化し、ISIDとInfosysのどちらからでも同一内容かつ同一レベルのサービスを提供する。
ERPのコア機能を中核に、周辺にPLMやCRM/SFAなどを連携させた“ポストモダンERP”型のシステムも構築する。IDISとInfosysはいずれも、独SiemensのPLMソフトウェア「Teamcenter」、米Salesforce.comのCRM/SFAサービス「Salesforce.com」の導入実績とノウハウを持っている。これらの業務システムとSAP S/4HANAを連携させ、顧客の要件に適したシステムを構築する。
互いの製品を相互に販売する。ISIDが提供するSAPデータ連携フレームワーク「BusinessSPECTRE」、SAPアップグレード支援サービス「PANAYA」と、Infosysが提供する、SAPアップグレード時にカスタムコードを自動修正する「HANA CMO」を相互に販売しする。将来は、Infosysが海外で販売している製品の日本語化にも取り組む。
両社それぞれが強みを持つ業種/領域に対し、セミナーやイベントなどのマーケティング活動を共同で推進する。
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