日立Astemoは2021年1月6日、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の4社を同年1月1日付で経営統合し、新会社「日立Astemo」(本社:東京都千代田区)を設立したと発表した。自動車・二輪車の電動化や自動運転を支援する。資本金は連結515億円で、持ち株比率は日立製作所が66.6%、本田技研工業が33.4%となっている。
2021年1月1日設立の日立Astemo(アステモ)は、自動車部品や関連サービスなどを開発・製造・販売する会社である。社名はAdvanced Sustainable Technologies for Mobilityの頭文字を取ったものという。自動車・二輪車業界のトレンドであるCASE(コネクテッド、自動運転、カーシェアリングとサービス、電気自動車)の領域で技術革新を進める。
日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の4社からなる新会社の関連会社数は連結で123社で、世界27カ国に約9万人の従業員を持つ。資本金は連結で515億円で、持ち株比率は日立製作所が66.6%、本田技研工業が33.4%である(表1)。
名称 | 日立Astemo株式会社(英文表記:Hitachi Astemo, Ltd.) |
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本社 | 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル |
代表者 | 代表取締役 プレジデント&CEO ブリス・コッホ |
事業内容 | 自動車部品および輸送用ならびに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス |
関連会社数 | (連結) 123社 |
総従業員数 | (連結) 約9万人 |
資本金 | (連結) 515億円 |
大株主および持ち株比率 | (連結) 株式会社日立製作所:66.6% 本田技研工業株式会社:33.4% |