日本ユニシスは2021年1月14日、日本マイクロソフトが提供する「Azure VMware Solution」の販売を開始した。日本ユニシスグループ自身がオンプレミスのVMware基盤をAzure VMware Solutionに統合したノウハウを基に、クラウド利用支援サービス「CLOUDForesight」として提供する。
日本ユニシスの「Azure VMware Solution」は、オンプレミスのVMware仮想環境を短期間でクラウド環境に移行・統合できるサービスである。日本ユニシスは、Azure VMware Solutionの自社導入で蓄積したノウハウを基に、ユーザー企業のクラウド利用を支援するサービス「CLOUDForesight」の一部に「Azure VMware Solution」関連サービスを追加した(図1)。
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日本ユニシスのサービスでは、オンプレミスのVMware基盤からの効率的な移行計画の策定や運用設計などを含め、Azure VMware Solution環境の構築/サポートをワンストップで提供する。
大きく3つのメニューで構成する。
(1)Azure VMware Solution移行支援サービスは、オンプレミス環境のVMware基盤で動作している仮想サーバーをAzure VMware Solutionに移行できるかどうかを調査するとともに、Azure VMwareSolutionへの移行作業を支援する。
(2)Azure VMware Solution構築サービスは、Azure VMware Solutionの環境を構築する。
(3)Azure VMware Solutionサポートサービスは、Azure環境と合わせ、Azure VMware Solutionのサポートを提供する。オンプレミス環境のVMware基盤の保守サポートノウハウを生かしたサポートを提供するとしている。