ユニアデックスは2021年1月20日、「テレワーク診断」サービスを無料で提供すると発表した。テレワーク環境を導入済みだが「利便性の低下への懸念」や「セキュリティへの不安」といった課題を持つ企業を支援する。IT環境やセキュリティレベルの現状を成熟度として測定し、目指すべきテレワーク環境へのアプローチを提示してくれる。
安全にテレワークを活用するには、広範囲な要素の検討と対応策が求められる。このため、「なにから手をつけたら良いのか分からない」、「多くの製品・サービスの中から、何を選択すれば良いのか分からない」、「どこを改善したら良いのか分からない」などの声が多く挙がっている。ユニアデックスは、こうした需要を受けて、「テレワーク診断」を提供する(図1)。
図1:「テレワーク診断」の概要(出典:ユニアデックス)拡大画像表示
リモートアクセスの状況、利用しているクライアント機器、コミュニケーションツール、セキュリティ対策、などのIT環境に関する設問のほか、労働環境、業務プロセス、制度や規則、企業風土や従業員の意識などに関する設問を提供する。回答内容から、テレワークに関する現状の成熟度を分析する。分野ごとにレベル判定し、診断結果報告書とともに、課題解決に向けた「次のアプローチ」案を提示する。
診断により、自社のテレワーク環境が、目指すべき水準とどの程度のギャップがあるのかを把握できる。また、今後の目指すべき状態の目標を知ることができる。目標に合わせた施策の検討、および投資計画の立案も可能になる。市場にある多くのソリューションの中から、自社に最適なソリューションを選択できるようになる。
「ニューノーマルな働き方」の成熟度も分かる。現状の働き方の成熟度を診断することで、目標とのギャップを把握できる。
ユニアデックスは、背景として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、働き方を変える企業が増えている現状を挙げる。「オフィスへ出社しなくても業務が可能なテレワークは、新たな働き方の1つである。一方で、テレワークにはリスクが潜在しているため、慎重に対策を行う必要がある」(同社)
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