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キオクシア、グループの共通会計システムをERP「Biz∫」とBI「Tableau」で更改

2021年1月26日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キオクシアホールディングスは2021年1月26日、事業譲渡による東芝連結対象からの離脱を受け、東芝グループの共通会計基盤からシステムを更改したと発表した。2020年10月にキオクシアグループの共通会計システムをERP「Biz∫」で更改し、2021年1月に運用後初となる四半期決算の処理を完了した。

 キオクシアは、事業譲渡による東芝連結対象からの離脱をきっかけとして、2019年3月に共通会計システム更改プロジェクトを開始した。

 SIベンダーはNTTデータで、ERPソフトウェア「Biz∫」(NTTデータ・ビズインテグラル製)とBIソフトウェア「Tableau」(米Tableau Software製)を活用し、約1年半で構築した(図1)。

図1:キオクシアグループにおける共通会計システムの概要(2021年1月現在)(出典:キオクシアホールディングス)図1:キオクシアグループにおける共通会計システムの概要(2021年1月現在)(出典:キオクシアホールディングス)
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 新システムは、2020年10月に稼働を開始した。2021年1月には、本番稼働以降で初めてとなる四半期決算の処理を完了した。

 財務会計データを、キオクシアグループに適した形で分析できるようにした。BIソフトウェアのTableauで経営情報を可視化することで、従来のシステムと比べて事業状況とKPIを即時把握しやすくなった。

 システム基盤にはintra-martを採用した。証憑電子化やペーパーレス化といった、将来のデジタル対応を見据えたシステムの拡張が容易だとしている。

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キオクシア / Biz∫ / Tableau / intra-mart / NTTデータ・ビズインテグラル

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