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リコー、Web会議を音声/AI文字起こし/キャプチャ画像でまるごと記録する「toruno」

2021年2月2日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

リコーは2021年2月2日、Web会議やウェビナーをまるごと記録して後から利用できるようにするクラウドサービス「toruno(トルノ)β版」のテスト販売を開始した。音声、音声認識による文字起こしテキスト、画像キャプチャ、の3通りで記録する。価格(税別)は、月額1500円(1カ月あたり10時間分含む)+従量料金2円/分。クレジットカードで支払う。サービスを使い始めの3時間に限って無料で使える無料プランも用意している。

 リコーの「toruno(トルノ)β版」は、オンライン会議やウェビナーの内容をまるごと記録して後から利用できるようにするクラウドサービスである(図1)。音声の録音データ、音声認識でリアルタイムに文字起こししたテキストデータ、画面をキャプチャした画像データの3つの情報を記録する。オンライン会議時のノートやエディタの代わりとして利用できる。議事録の作成や動画の文字起こしなどの作業を支援する。

リコー、オンライン会議を音声・音声認識テキスト・キャプチャ画像でまるごと記録する「torunoβ版」リコー、オンライン会議を音声・音声認識テキスト・キャプチャ画像でまるごと記録する「torunoβ版」
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 ソフトウェアは、Windows上で動作する記録用のアプリケーションと、記録した会議を管理・閲覧するためのWebアプリケーション(クラウドサービス)で構成する。記録用のアプリケーションはWindows上で常駐して動作し、Web会議ツールとの連携は不要である。画面のキャプチャは、デスクトップ画面全体または個別のアプリケーションのウィンドウを指定して記録できる。

 記録した会議データは、クラウド上にアップロードする。Webブラウザから確認できる。URLをメールやチャットで送付することで、会議データを共有できる。データは、音声データ(MP3形式)、文字起こしテキスト(TXT形式)、画像データ(JPG形式)でダウンロードできる。

 便利な機能として、会議中の重要な発言をブックマークして頭出し再生できる。音声の再生スピードは、0.5倍~2.0倍速に変更できる。また、5秒、30秒の再生位置ジャンプ機能を利用できる。

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