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[新製品・サービス]

オントラック、テープに記録したバックアップデータの定額保守サービス「TaaS」を開始

2021年3月9日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米ケーエル・ディスカバリ オントラック(KLDiscovery Ontrack)のバックアップ製品事業を展開するオントラック・ジャパンは2021年3月9日、テープストレージに記録したバックアップデータを保守するサービス「TaaS(ターズ)」(Tape as a Service)を発表した。年契約の月額制サービスとして、同年3月15日から提供する。ハードディスクへのデータの復元、新しいテープ規格へのデータの移行、読めないデータの復旧など、バックアップテープに関する各種の保守運用サービスを提供する。オプションで、データのクラウド保管なども提供する。

 オントラック・ジャパンの「TaaS(Tape as a Service)」は、テープストレージに記録したバックアップデータを保守するサービスである。年契約の月額制サービスとして提供する。新しいテープ規格へのデータの移行やバックアップデータのカタログ化など、テープに保管したバックアップデータに関する各種の保守運用サービスを提供する。また、用途やテープ本数などの要件に合わせて年間を通したプラン内容を作成する。

 TaaSの価格(税別)は、バックアップデータをハードディスクにリストアするサービスを利用する場合、「Arcserve」で作成したLTO2テープ×年間51本で月額17万8500円、LTO5テープ×年間25本で月額10万円からなど。契約本数が多いとテープ1本あたりのリストア費用が安くなる。

 表1は、TaaSで提供する保守サービスの内容である。6つのサービスを用意している。

表1:TaaSで提供する保守サービスの内容
サービス名 サービスの内容
カタログ化 テープ内のデータを見える化し、ファイルリスト(メタデータ)の情報を抽出する(バックアップの日時、セッション名、ファイル名、ファイル容量、テープの順序などの情報)
テープリストア(復元) テープからバックアップデータをリストアする。ほぼ全てのバックアップソフトに対応する。リストアデータはハードディスクに保管する
テープコンバージョン テープドライブが壊れてしまった、またはもう保持していないような古いフォーマットのメディアからデータを抽出し、新しいメディアやフォーマットにデータを移行する(例:LTO1からLTO6に移行)
テープデータ集約 LTFS(Linear Tape File System)フォーマットを使い、古いテープを新しいテープに集約する(例:30本のSuper DLTを1本のLTO6に統合)
テープリカバリ(復旧) テープのデータを復旧する(カビ、破損、リードエラーなど)
データ破棄 デガウザによるテープ破棄

 オプションで、カタログデータ(テープ内データのリスト)をオントラック・ジャパン側で管理するサービスや、リストア後のデータをクラウド上で保管・管理するサービス、日付などの情報から特定のメールデータを抽出するサービス、などを用意している。

 各種のバックアップソフトウェアが記録したデータを読み出せる。オントラック・ジャパンは、このほかのバックアップソフトウェアに関しても問い合わせを受ける。

  • Veritas NetBackup
  • EMC Networker(旧Legato Networker)
  • IBM Spectrum(旧IBM Tivoli)
  • Storage Manager
  • Commvault
  • HP DataProtector(Omniback)
  • Veeam
  • Windows NT Backup
  • Arcserve Backup
  • Veritas Backup Exe
  • UltraBac、PIO、ar、ump

 サポートするテープストレージのフォーマットは以下のとおりである。

  • LTO 1-8
  • DLT / SDLT
  • 4/8mm DAT、DDS
  • IBM Enterprise
  • AIT/AIT2/AIT3
  • Exabyte 8mm 8200/8500/8700
  • StorageTekシリーズ
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KLDiscovery Ontrack / テープストレージ / バックアップ / BCP/DR

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