[事例ニュース]
ファミリーマート、約1万6700店舗への定型分析レポートの配信にRPAを活用
2021年3月10日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三
大手コンビニエンスストアチェーンのファミリーマートがRPA(ロボットによる業務自動化)を導入し、業務を改革した。約1万6700店舗への定型分析レポートの配信に利用している。2018年にRPAの導入を検討し、現在までに50以上のロボットが稼働している。RPAソフトウェアを販売したUiPathが2021年3月9日に発表した.。
ファミリーマートは、国内に約1万6700店舗のコンビニエンスストアを展開している。人手不足問題を解消する手段の1つとしてRPAの導入を決定し、2018年6月検討を開始した。RPAソフトウェアとして、UiPathを採用した。
現在までに、50のロボットが稼働している。Google Workspace(旧G Suite)上の各種業務のほか、全国の各店舗に対する定型分析レポートの配信に利用している。定型分析レポートでは、基幹システムからダウンロードしたデータの集計、分析、加工、送信業務などを自動化している。
分析対象の店舗を複数条件に沿って抽出しリストアップする業務については、これまで約1日かけて実施していた作業が1時間で終えられるようになった。担当者は、フォロー業務に回れるようになった。
ファミリーマートは今後、シナリオを一元管理して実行環境に展開する管理サーバー「Orchestrator」のクラウド版の実運用に向けて準備を進める。2020年度末には、ガバナンス強化を目的としたロボット開発・運用のガイドラインの完成を見込んでいる(図1)。
図1:クラウド版「Orchestrator」を使った新規店舗の売上状況把握のプロセス(出典:ファミリーマート、UiPath)拡大画像表示
ファミリーマート / UiPath / 小売 / コンビニエンスストア / Google Workspace
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