前田建設工業は、内定者との書類授受を効率化するため、社員との雇用手続きをシステム化する業務アプリケーション「COMPANY 雇用手続管理」を導入し、稼働させた。2021年4月入社の新卒採用内定者112人に対し、オンラインでの入社手続を開始した。業務アプリケーションソフトウェア群「COMPANY」シリーズを提供するWorks Human Intelligenceが2021年3月12日に発表した。
前田建設工業は2003年から、人事・給与アプリケーションおよび勤怠管理アプリケーションとしてCOMPANYシリーズを利用してきた。今回、内定者との書類授受の効率化などを狙い、COMPANY 雇用手続管理を導入した(画面1)。
画面1:「COMPANY 雇用手続管理」の画面イメージ(出典:Works Human Intelligence)拡大画像表示
内定者との書類授受に関する業務負荷や書類保管コストの削減のほか、有期雇用社員の契約更改手続の効率化、人事マスターである「COMPANY 人事・給与」への入社者情報の入力負荷軽減、などを目的としている。
2021年4月入社の新卒採用内定者112人に対し、オンラインでの入社手続を開始した。入社時に必要な提出物は、内定者自身がマイページから電子データで提出できる。労働契約書は、電子署名を活用することで、書類のやり取りをペーパーレス化した。紙の郵送や回収は一切行わない。
従来は、書面の発送、受け取り、確認、差し戻し、などの作業に手間がかかっていた。必要に応じて電話連絡も行っていた。内定者と会社側担当者ともに、多くの作業負担があった。これを改善した。
COMPANY 雇用手続管理で入力した情報は、COMPANY 人事・給与に連携させる。個人情報は、人事マスターに自動的に登録される。このため、人事部門で入社情報を登録する負荷が減る。入力ミスも削減できる。
今後、中途採用者や契約社員の入社手続や契約更新手続もCOMPANYで実施する予定である。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



