NTTデータは2021年3月30日、CRM(顧客関係管理)/SFA(営業支援)をはじめとするアプリケーション群のクラウドサービス「Salesforce.com」のユーザーに向けて、活用の定着化を支援するサービスを発表した。Salesforce.comのオンサイト運用支援を請け負うセラクと連携して、同年4月1日に提供を開始する。両社はサービス要員を500人確保し、5年後に500億円の売り上げを目指す。
NTTデータは、Salesforce.comの定着化を支援するサービスを2021年4月1日から提供する。CRM/SFAから、マーケティング自動化、データ分析まで、利用範囲をステップアップ型で拡大していく取り組みを支援する(図1)。
拡大画像表示
CRM/SFAの「Salesforce Sales Cloud」の活用を端緒に、現場向けBI(ビジネスインテリジェンス)の「Tableau」、マーケティング自動化(MA)の「Pardot」など複数製品を組み合わせた活用の定着化を支援する。
例えば、Sales Cloudを定着させると、より広範囲のバリューチェーンの改革へと目が向くことになり、MAのPardotを導入するといったように、ユーザーがSalesforce.comの利用範囲を横断的に広げていくことを想定している。
サービスの提供にあたり、オンサイトでのSalesforce活用支援実績があるセラクと提携する。Salesforce.comを最大活用するための定着化支援から、派生する機能構築、管理業務の代行まで、オンサイトとリモートの両面から支援する体制を整えている(図2)。
拡大画像表示
NTTデータ / セラク / Tableau / Pardot / マーケティング自動化 / コンサルティング / CIer / Salesforce