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ジャスミンソフトの「Wagby」がクラウド上での“ノーコード開発”に対応、既存製品は「Wagby EE」に

2021年4月1日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ジャスミンソフトは2021年4月1日、クラウド上での“ノーコード開発”に対応した「Wagby」を発表した。合わせて、オンプレミスで利用するライセンス買い切り型の既存製品を「Wagby EE(Enterprise Edition)」に改称した。新しいWagbyはWebアプリケーション開発のためのPaaSとして、Wagby EEは、Java/JavaScriptによるカスタマイズなど、より高度なアプリケーション開発に向けたオンプレミス版のローコード開発ツールとして位置づける。価格(税別)はWagbyが月額1万6500円(開発者×1、同時接続エンドユーザー×3)からで、Wagby EEは初年度165万円(開発者×1)からとなっている。

 ジャスミンソフトがクラウド上での“ノーコード開発”に対応した「Wagby」を発表した。ブロックを並べるGUIから業務処理を記述できるビジュアルプログラミング環境を提供する(画面1)。コードを記述する必要がないので、業務部門の担当者のようなプログラミングの経験を持たないユーザーでも、業務アプリケーションを開発できる環境を特徴としている。

画面1:ブロックを並べるだけでWebアプリケーションを開発できる(出典:ジャスミンソフト)画面1:ブロックを並べるだけでWebアプリケーションを開発できる(出典:ジャスミンソフト)
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 クラウド版/PaaSのWagbyのライセンスは、ユーザー数ではなく、Webアプリケーションへの同時接続セッション数で課金する。ジャスミンソフトの国内のデータセンターから、サービスを契約したユーザー企業ごとに個別にサーバーを用意する。

 クラウド版のWagbyのリリースに合わせ、開発者のPCにインストールして使う既存の製品を「Wagby EE(Enterprise Edition)」と改称した。現行バージョンの機能は関連記事ジャスミンソフト、Webアプリの超高速開発ツール「Wagby」に新版、オートスケール環境で動作)のとおり。

 ジャスミンソフトでは、クラウド版のWagbyを、クラウド上での開発を容易に行えるノーコード開発プラットフォームとして位置づける。一方のWagby EEについては、Java/JavaScriptによるアドオン開発など、より高度なアプリケーションの開発に対応したローコード開発ツールとして位置づける(図1)。Wagby EEで開発したWebアプリケーションは、オンプレミスやパブリッククラウドなど任意のWeb環境で動作する。

図1:WagbyとWagby EEの位置付け(出典:ジャスミンソフト)図1:WagbyとWagby EEの位置付け(出典:ジャスミンソフト)
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