サイオステクノロジーは2021年4月12日、監視データを収集してダッシュボードで可視化するツール「Grafana Enterprise」(開発元:米Grafana Labs)の取り扱いを開始したと発表した。Grafana Enterpriseの販売や導入支援サービスなどを提供する。
サイオステクノロジーの「Grafana Enterprise」(開発元:米Grafana Labs)は、監視データを収集してダッシュボードで可視化するツールである(画面1)。各種メトリクスの収集、ログの検索/分析、データの可視化、アラートの通知などができる。
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Grafana Enterpriseは、オープンソースであるGrafanaの商用版に相当する。商用版では、他のシステムと連携するプラグイン機能を充実させた。このほか、複数ユーザーによる共同作業、セキュリティ/認証、トラブル発生時の緊急サポートなどを提供する。
ダッシュボード上では、ある特定の期間におけるサービス、ユーザー、ノードを表示するなど、柔軟な表示設定ができる。関係者に対してリアルタイムに状況を共有できる。
サイオステクノロジーが挙げるGrafanaの特徴の1つは、インストールと設定が簡単な点である。同種のサービスと比べて機能を絞り込んでいるため、簡単な操作で導入できる。ダッシュボードも簡単に作成できるとしている。