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Windowsアプリケーション開発用UI部品の新版「ComponentOne 2021J v1」、.NET 5とBlazorで利用可能に

2021年4月30日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

グレープシティは2021年4月30日、Windowsアプリケーションを開発するための機能コンポーネント群「ComponentOne(コンポーネントワン)」の新バージョン「2021J v1」をリリースした。新版では、.NET 5およびBlazorを利用した開発を強化した。価格(税込み)は、最上位エディション「ComponentOne Enterprise」の場合、1ユーザーあたり初年度が年額16万5000円、2年目以降は年額8万2500円。

 グレープシティの「ComponentOne」は、Windowsアプリケーションを開発するための機能コンポーネント群である。Visual Studioで利用可能な、業務アプリケーション開発に特化したUIコンポーネント群である。開発環境に合わせて、Windows Forms、WPF、UWP、Xamarin、ASP.NET、ASP.NET Core、Blazor、の7つの環境で利用できるUIコンポーネントを用意している(関連記事アプリ開発部品「ComponentOne」がWeb配布ライセンス不要に、グレープシティ)。

 新版では、Windows Forms向けのUIコンポーネントとWPF向けのUIコンポーネントについて、NETの新版である.NET 5環境で利用できるようにした。さらに、新たな開発環境として、Webアプリケーション開発用部品であるBlazor向けのUIコンポーネントを追加した。

 Windows FormsのUI部品については、FlexPivot、Maps、TreeView、FlexReport(ベータ版)、FlexViewer(ベータ版)、Document(ベータ版)、Input、Commandを、.NET 5で動作するようにした(画面1)。これ以外のUI部品は、今後数回のリリースに分けて.NET 5で動作するようにする。

画面1:Windows FormsのUI部品を.NET 5環境で使えるようにした(出典:グレープシティ)画面1:Windows FormsのUI部品を.NET 5環境で使えるようにした(出典:グレープシティ)
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 WPFのUI部品については、Calendar、ProgressBar、Accordion、DragDropManager、SpellChecker、RadialMenuを.NET 5で動作するようにした(画面2)。これ以外のUI部品は、今後数回のリリースに分けて.NET 5で動作するようにする。

画面2:WPFのUI部品を.NET 5環境で使えるようにした(出典:グレープシティ)画面2:WPFのUI部品を.NET 5環境で使えるようにした(出典:グレープシティ)
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 今回、BlazorのUI部品を新規に追加した。Webアプリケーション開発用の入力およびレイアウト部品として、Window、ToopTip、DateRangePicker、MaskedTextBoxを追加した(画面3)。Blazor WebAssemblyおよびBlazor ServerによるWebアプリケーション開発で利用できる。

画面3:BlazorのUI部品を新規に追加した(出典:グレープシティ)画面3:BlazorのUI部品を新規に追加した(出典:グレープシティ)
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グレープシティ / ComponentOne / .NET / Xamarin / Microsoft / 宮城県 / 仙台市 / Visual Studio

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