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共栄火災海上保険、経費精算クラウド「Concur Expense」を2022年7月導入、精算業務を66%削減

2021年5月6日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

共栄火災海上保険は、間接費の管理基盤として経費精算クラウド「Concur Expense」と請求書管理クラウド「Concur Invoice」を採用した。2022年7月を目途に、従業員約2600人を対象に導入予定である。経費精算業務で66%、請求書処理業務で40%の業務時間削減を見込む。コンカーが2021年5月6日に発表した。

 共栄火災海上保険は、間接費の管理基盤として、経費精算クラウド「Concur Expense」と請求書管理クラウド「Concur Invoice」を導入する(図1)。従業員約2600人を対象に、2022年7月を目途に導入する予定である。

図1:経費精算クラウド「Concur Expense」と請求書管理クラウド「Concur Invoice」の導入効果(出典:コンカー)図1:経費精算クラウド「Concur Expense」と請求書管理クラウド「Concur Invoice」の導入効果(出典:コンカー)
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 導入の効果として、経費精算業務で66%、請求書処理業務で40%の業務時間の削減を見込む。また、電子帳簿保存法に即して領収書と請求書を電子化し、業務のペーパーレス化を進める。

 Concur Expenseは、クラウド型の経費精算サービスである。「領収書から経費精算書を作成し、上長の承認を受け、経理部門が処理する」、という一連の経費精算の機能を提供する。領収書は、スマートフォンで撮影して添付できる。

 外部サービスから決済データを取り込んでデータ連携する機能に注力している。例えば、交通費精算の場合、ICカードリーダーを介してSuicaなどのIC乗車券からデータを抽出して自動登録できる。Concur Expenseからタクシーを配車すれば、タクシーの交通費精算を自動で処理できる。

 Concur Invoiceは、クラウド型の請求書管理サービスである。経理部門の仕事である、承認・管理業務を効率化できる。請求書の入力作業をOCRで省力化できるほか、請求書データを集中管理して規程チェックを自動化できる。

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共栄火災海上保険 / Concur Expense / Concur Invoice

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